スキーとスノボで疲れない体は「筋力」ではなく「支える力」で決まる ― 札幌の冬にピラティスが効く

札幌の冬といえば、ウィンタースポーツ!
3学期に入ると小学校ではスキー学習が始まり、週末には家族でスキーやスノボを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

でもこの時期、久しぶりにスポーツをした方からこんな声もよく聞きます。
「太ももがすぐパンパンになる」
「膝や腰が痛くなる」
「昔より転びやすくなった気がする」

それは年齢のせいだけではありません。
スキーやスノボで体に起きていることを正しく理解すると、疲れやすさや不調の本当の原因が見えてきます。

スキーもスノボも「動く」より「支え続ける」スポーツ

スキーもスノボも、滑っているように見えますが、体の中ではずっと「耐える動き」が続いています。
膝と股関節を曲げたまま前傾姿勢を保ち、雪面からの反発力を受け止めながら、バランスを崩さずに滑り続けています。

これはジャンプやダッシュのような瞬発的な筋力よりも、同じ姿勢を安定して保ち続ける力が求められる状態です。

だからこそスキーでもスノボでも、「強く踏める人」よりも「崩れずに支えられる人」のほうが疲れにくく、転びにくいのです。

下半身は「踏む」ためではなく「支える」ために使われる

スキーやスノボで酷使される下半身の筋肉は、太もも・お尻・裏もも・ふくらはぎ。
これらはスキー板やボードに体重を乗せ続けるために、ずっとブレーキをかけ続けている筋肉です。

特に重要なのが股関節
お尻(大臀筋)と裏もも(ハムストリングス)が働くことで、体は膝に頼らず脚の付け根で支えられるようになります。

ここが弱いと、膝だけで踏ん張る癖がつき、太ももばかりが疲れたり、ターンの切り替えでバランスを崩しやすくなります。

足首とふくらはぎは雪面コントロールの要

スキーでもスノボでも、板やボードをコントロールするためには足首の角度がとても重要です。
足首がしっかり曲がり、雪面に圧を伝えられることで、エッジが効きます。

このとき使われるのが、ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)。
ここが硬いと体が後ろに倒れやすくなり、板やボードにうまく乗れなくなります。

札幌の冬はブーツや長靴で足首が固まりやすく、この機能が落ちている人も少なくありません。

上半身は「回す」ためではなく「崩さない」ためにある

スキーでもスノボでも、ターンのたびに体をひねりますが、腹筋群や背中、肩甲骨まわりの筋肉が姿勢を支えています。

これらは体の向きをコントロールし、雪面の凹凸で上半身が振られないようにするための「姿勢の筋肉」。
ここが弱いと腕や肩に力が入り、滑りがぎこちなくなります。

ピラティスがスキーとスノボに効く理由

下半身・股関節・足首・体幹・背中。
これらをバラバラに鍛えても、スキーやスノボの動きにはつながりません。

必要なのは姿勢を保ったまま全身を連動させる力です。

ピラティスは、体幹・骨盤・股関節・足の使い方を同時に整えながら動くエクササイズ。
スキーやスノボで必要な「ブレずに支え続ける」「片脚で安定する」能力を、体の奥から育ててくれます。

冬を楽しめる体は、春の体にもつながる

スキーやスノボで疲れにくくなることは、普段の歩き方や姿勢、腰や膝のトラブル予防にも直結します

札幌の長い冬。
雪の上で体を支えられるかどうかは、そのまま体の質の表れです。

この冬を、ただ乗り切るのではなく、動きやすい体にアップデートする季節にしていきましょう。

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