冬はどうしても外に出るのが億劫になったり、運動の習慣が途切れやすい季節。
しかし実は、身体のしくみから考えると
冬にこそピラティスが効果を感じやすいことをご存じでしょうか？
寒い季節の特徴をうまく味方につけることで
「姿勢や呼吸」「体の軽さ」が大きく変わります。
この記事では、冬の時期にピラティスを始めるメリットを解説します。
冬の身体はどう変わる？寒さが与える影響
冬になると、私たちの身体は自然と「守りの姿勢」になります。
札幌の冬は特に冷え込みが強く、雪が積もる季節は外気に触れるだけで筋肉がキュッと縮まりやすくなります。
肩や首まわりのこわばり、猫背、呼吸の浅さが出やすくなるのもそのため。
雪まつりの時期のように長く外を歩くと、気づかないうちに肩がすくみ、背中が丸くなりやすい…そんな経験がある方も多いはずです。
さらに、冬は日照時間が短くなることで活動量が全体的に落ちやすく、
「なんとなくスイッチが入らない…」
「動きたい気持ちはあるのに、身体が重い…」
そんな感覚が出てくる方もいます。
こうした季節特有の変化を理解するとわかる事は
「冬に運動が続きにくいのは自分のせいではない」
という事です。
冬は“固まりやすい季節”だからこそピラティスが効く
寒い季節は筋肉が冷えて血流が落ちやすく、身体が全体的にギュッと小さくまとまる傾向があります。
この状態では胸郭も動きにくく、呼吸が浅くなるため、全身の巡りが低下してしまいます。
ピラティスは、呼吸で胸郭を広げながら背骨や体幹をじっくり動かすエクササイズ。
冬特有の硬さやこわばりに対して、的確にアプローチできる方法です。
特に、冬は呼吸が浅くなりやすいため、ピラティスの胸郭を使った呼吸が心地よく感じられ、「身体の内側がポカポカする」ような変化も出やすい季節です。
冬に増える不調は、ピラティスで大きく変えられる
冬になると多くの人が「姿勢の崩れ」「肩こり」「冷え」「むくみ」「代謝の低下」などを感じやすくなります。
これは身体が縮こまることで、胸や肩・肋骨まわりの動きが小さくなるためです。
ピラティスでは、肋骨周りの筋肉（横隔膜・腹斜筋・前鋸筋など）を適度に働かせながら、胸郭を立体的に動かしていきます。
この過程で「呼吸が深く」「血流の巡りが改善され」身体の内側が少しずつ温まりやすくなります。
「寒い季節でも身体ってこんなに軽くなるんだ」
そんな感覚を味わえるのが、冬に行うピラティスの大きな魅力です。
冬に始めると習慣が育つ。“続けられる身体”がつくられる季節
冬は動き出しにくい季節だからこそ、ひとたび「やってみよう」と思えたときの変化がとても大きい時期でもあります。
冬のピラティスは、姿勢や呼吸が整うだけでなく、
・身体が温まりやすくなる
・疲れにくくなる
・背筋がスッと伸びる
といった変化が実感しやすいです。
また、この時期にスタートすると少しずつ習慣が育ち、春には「動くのが当たり前の身体」に整うと嬉しいですね！
寒いからこそ動いてみる！
その一歩が、冬の重さをやわらげ、気分も軽くしてくれます。
冬は“身体が変わりやすい季節”ピラティスで心地よい身体へ
冬は身体が固まりやすく、呼吸も浅くなり、姿勢が崩れやすい季節。
でも裏を返すと、ちょっとしたケアで身体が大きく変わりやすい時期でもあります。
胸が広がる心地よさ、呼吸が深まる安心感、身体が温まっていく感覚
ピラティスは、そのすべてをゆっくり味わいながら、自分のペースで変化していけます。
「冬だからこそ、動いてみたい！！」
そう感じたあなたの身体は、きっと変わる準備ができています。
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