「頑張るほど足が太くなる…」その原因、お腹の奥のサボり筋かもしれません。

ピラティスコラム

札幌も春本番。軽やかなファッションを楽しみたい季節ですね。
でも、「どれだけ歩いても、マッサージしても、前もものパンパンが治らない」と悩んでいませんか?

実はその悩み、脚の太さの問題ではなく、お腹の奥にある「腸腰筋(ちょうようきん)」がうまく使えていないことが原因かもしれません。

そもそも「腸腰筋(ちょうようきん)」ってどこにあるの?

腸腰筋は、お腹の表面にある腹筋とは違い、さらにその奥深く——内臓の裏側に位置する「最強のインナーマッスル」です。

実は、一つの筋肉の名前ではなく、以下の3つの筋肉を合わせた総称です。

  • 大腰筋(だいようきん):背骨(腰椎)から始まる大きな筋肉
  • 腸骨筋(ちょうこつきん):骨盤の内側に張り付いている筋肉
  • 小腰筋(しょうようきん):大腰筋をサポートする細い筋肉

これらの筋肉は、背骨や骨盤の深部を通って、最終的に太ももの付け根の骨(大腿骨小転子)に付着しています。
身体の表面からは直接触れることができない「深層部」にあるからこそ、自分の意識だけで動かすのが難しく、サボりやすい場所でもあるのです。

「足が太くなる」負のループの正体

私たちは歩くとき、一歩ごとに「足を上げる」動作を繰り返しています。本来、この時に主役となるべきなのが、今ご紹介した「腸腰筋」です。

⚠ 腸腰筋がサボると、前ももが身代わりになる

腸腰筋がうまく働かないと、身体は代わりに表面の筋肉「前もも(大腿直筋)」ばかりを過剰に使って足を上げようとします。歩けば歩くほど前ももを筋トレしている状態になり、どんどんパンパンに張って太くなってしまうのです。

さらに「骨盤前傾(反り腰)」が拍車をかける!

ここが落とし穴なのですが、腸腰筋が硬くなって機能しなくなると、骨盤が前に倒れる「骨盤前傾(いわゆる反り腰)」を招きます。

骨盤が前に倒れると、身体の重心が前方へズレるため、常に前ももにブレーキをかけながら立っているような状態に。
「腸腰筋のサボり」+「骨盤のズレ」というダブルパンチで、前ももはさらにパンパンに肥大化してしまうのです。

腸腰筋が整うことで手に入る「4つの変化」

① 前ももの張りが取れて、脚のラインが真っ直ぐに

足を上げる主役が「お腹の奥(腸腰筋)」に切り替わると、これまで過剰に頑張っていた前ももの筋肉が、ようやくお休みできるようになります。使いすぎでパンパンに硬くなっていた太ももが、柔らかくしなやかな質感に変わり、横に張り出したラインもスッキリ整います。

② 骨盤が整い、ポッコリお腹や反り腰も解消

腸腰筋は骨盤を正しい位置に支える「天然の支柱」です。ここがしなやかに動くようになると、前に倒れていた骨盤が起き上がり、反り腰が改善されます。骨盤の傾きが整うことで、前に押し出されていた内臓が正しい位置に収まり、下腹のポッコリ感も自然と解消へ向かいます。

③ お腹の奥から引き上がり、ウエスト位置もアップ

腸腰筋は背骨とも繋がっているため、ここが機能すると上半身を内側からグッと引き上げる力が働きます。身体の軸が安定し、つぶれていたウエスト周りに隙間が生まれることで、くびれがはっきりし、脚が長く見えるようになります。

④ 無駄な力が抜けるから、一日中歩いても疲れにくい

インナーマッスルを主役にして動くことは、身体にとって非常に「燃費の良い」状態です。太ももや肩など、本来使わなくていい場所の力みが取れるため、お買い物や旅行で一日中歩いても、翌朝に疲れが残りにくい「動ける身体」を実感できるはずです。

ピラティスで「スッキリ美脚」へ

コンプレックスを隠す服を選ぶのは、もう終わりにしましょう。
ピラティスで腸腰筋をしなやかに整え、スイッチを正しく入れてあげると、骨盤の位置が整い、前ももの余計な力がスッと抜けていきます。

「この服、似合ってる!」と自信を持って、
試着室の鏡の前に立てる自分へ。

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