腸は「第二の脳」脳腸相関とピラティスの深い関係

ピラティスコラム

前編では、腸活とは腸を頑張らせることではなく、
腸が働きやすい環境を整えることだとお伝えしました。

後編では、その環境づくりの鍵となる
「脳腸相関」について、もう一歩踏み込んで解説していきます。

脳腸相関とは?

脳腸相関とは、
脳と腸が神経やホルモンを介して、双方向に影響し合う関係のことです。

腸は単なる消化器官ではなく、
多くの神経細胞を持ち、自律神経とも密接につながっています。
そのため腸は「第二の脳」と呼ばれることもあります。

  • 緊張するとお腹が痛くなる
  • 不安が続くと便秘になりやすい
  • 安心すると自然とお腹が動く

これらはすべて、脳腸相関が働いている代表的な例です。

腸の働きは自律神経に左右される

腸のぜん動運動は、
主に副交感神経が優位なときに活発になります。

一方で、寒さやストレス、忙しさが続くと、
体は「頑張るモード(交感神経優位)」に入りやすくなります。

特に、寒さが厳しい札幌の冬のような環境では、
無意識に体へ力が入りやすく、
腸の働きが後回しにされやすくなります。


逆に、お休みの日などリラックスしている時は、
お腹の調子が良いと感じることはありませんか?

「腸を動かそう」と意識するほど、
かえって動きにくくなることがあるのは、このためです。

思考が多い人ほど腸が静かになりやすい

ピラティスの現場でも、
考えすぎるタイプや、頑張り屋さんほど、
お腹に力が入りやすい傾向があります。

  • 呼吸が浅い
  • みぞおちが硬い
  • お腹をゆるめるのが怖い

この状態では、腸は常に圧迫され、
安心して動くことができません。

ピラティスが脳腸相関に働きかける理由

ピラティスは、単なる筋力トレーニングではなく、
神経系へのアプローチでもあります。

  • 呼吸に意識を向ける
  • 体の感覚を丁寧に感じ取る
  • 動きをコントロールする

これらは、思考優位になりすぎた脳を、
「感じるモード」へ切り替える助けになります。

結果として副交感神経が働きやすくなり、
腸が動ける状態へと戻っていきます。

腸活に必要なのは「刺激」ではなく「安全」

腸はとても慎重な臓器です。
安心できない状態では、活発に動こうとしません。

だからこそ腸活では、
強い刺激よりも、

  • 呼吸できるスペース
  • 余分な緊張が抜けた状態
  • 神経が落ち着いている感覚

これらを整えることが重要です。

腸は脳とつながっている

腸は、食べたものだけでなく、
思考や感情の影響も受けながら働いています。

ピラティスは、腸を直接操作するのではなく、
腸が安心して動ける状態を整えるアプローチ。

寒い季節こそ、
体と心を同時に整える腸活として、
ピラティスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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